なにもないのが魅力、韓国の西海岸
什麼都沒有正是其魅力,韓國的西部海岸

南北問題が気になるこの頃ですが、韓国に住む私たちはいつもと変わらない毎日を送っています。日本同様、韓国も不安定な天候が続いていましたが、最近ようや く落ちついてきました。初夏の気配、というにはまだ早いですが、今回はある意味韓国らしくない(?)静かなビーチリゾートを紹介します。
目前南北問題正引人關切,但住在韓國的我們仍過著不變的生活。和日本相同,韓國不穩定的天氣持續了一陣子,最近總算安定下來了。說是感受初夏的氣氛雖然還有些言之過早,這次要介紹的是有點不像韓國(?)的寧靜海邊度假村。

名前は薪斗里(シンドゥリ)海岸。忠清南道の泰安群の西端です。韓国の地図を見てください。ソウルから真下(南)に線を引くと天安(チョナン)という町にぶつかります。薪斗里はそこから左に垂直に線を引いたところにある黄海側にあります。

這叫做薪斗里的海岸,位於忠清南道的泰安群西端。請查看韓國地圖,以首爾為起點往正下方(南方)畫一條線,會連到叫做天安的城市。薪斗里就位在從天安往左畫一條垂直線的黃海側。

韓国の観光地と言えば、「食べる」「泊まる」以外に、「買う」「磨く(エステ)」「歌う(カラオケ)」「踊る(クラブ)」など、さまざまな要素が盛りに盛られたところが多く、便利ではあっても風情には欠けるのですが、この海岸は飲食と宿泊以外、特になにもないことが魅力です。

說到韓國的觀光景點,除了「吃」「住」之外,還有「買」「美(美容沙龍)」「唱(卡拉OK)」「舞(夜店)」等。充滿以上要素的地方很多,雖然是方便的,但也似乎欠缺當地風情。而這個海岸的魅力正在於,除了飲食和住宿之外,沒有什麼特別的。

海岸沿いに並ぶ宿泊施設(高級ペンション)はいずれも低層階。外観も内装もシンプルで、日本人にも好まれそう。1泊5000円~7000円程度。砂浜はとても広く、宿が並ぶ堤防と波打ち際までの距離は300~400メートルはあるでしょう。夕方、ここを散歩するだけでも心が洗われます。
沿著海岸的住宿設施(高級民宿)都是矮房。外觀和內部裝潢都相當簡單,應該是日本人也會喜愛的風格。住一晚約五千~七千日圓。沙灘十分寬廣,民宿所在的堤防到浪花線之間有三百~四百公尺吧。即使只是傍晚在這裡散步,心靈也能受到洗滌。

夜はとくに出かけるところもないので、海産物をつまみに焼酎をいただき、親しい友達とひたすらおしゃべりを楽しみます。
晚上也沒有能特別去玩的地方,就吃吃海產下酒菜、喝喝燒酒,只管享受和好朋友談天的時間。


朝は早く起きて再び海岸散歩。静かな海と広い砂浜を一人占めするぜいたくさをかみしめます。朝食は貝のダシがきいたカルククス(うどん)など。昨日のお酒が残っている人には、メウンタンをおすすめします。
早上早點起床再去海邊散步,細細品嚐獨占寧靜海岸和寬廣沙灘的奢侈。早餐就享受用貝類高湯熬煮而成的刀切烏龍麵。對於宿醉的人,則推薦辣魚湯。

先日のカンヌ国際映画祭で、ある視点部門最高賞を受賞したホン・サンス監督の2年前の作品『浜辺の女』(日本でもDVD発売)では、この海岸の魅力がよく描かれています。日本からは主演キム・スンウの女性ファンがたびたびロケ地巡りに訪れているそうです。
在前幾天的坎城影展獲得「一種注目」單元最佳影片獎的洪尚秀導演,在兩年前的作品『海邊的女人』(日本也有販售DVD)中,描繪出這個海岸的魅力。據說經常會有主角金承秀的日本女性影迷造訪拍攝地點。

夏のハイシーズンはさすがに混みますので、6月から7月の上旬あたり、できれば平日に出かけてみてください。薪斗里海岸へは、ソウルの東ソウルバスターミナルから高速バスで瑞山(ソサン)へ行き、そこからタクシーで移動。所要2時間程度ですから日帰りもできますね。
夏天的旺季還是會人擠人,因此從六月到七月上旬這段時間,請盡量在平日前往。往薪斗里海岸可以搭乘從首爾的東首爾巴士總站出發的高速巴士至瑞山,再從那裡轉搭計程車。所需時間大概是兩小時,因此也可以當天來回喔。

図1:薪斗里の海岸には恐竜のオブジェが配されている。地元の人は「子供向け」と言うが、実によくできている。

圖1
:在薪斗里的海岸上佈置有恐龍的大型作品。當地的人說是「小孩子取向」的,但真的做得很逼真。

図2:海岸沿いには低層階の宿泊施設が連なっている。地方の観光地によく見られるような、けばけばしいネオンは見られない。
圖2:沿著海岸有一整列的矮房住宿設施。在這裡看不見經常會在地方觀光景點看到的鮮豔霓虹燈。

図3:刺身やメウンタン(魚のアラの辛い鍋)もいいが、大小さまざまな貝を焼いて食べるチョゲクイもおすすめ。

圖3:生魚片和辣魚湯固然不錯,但也推薦燒烤貝類。

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